セシウムを吸着する物質にめどが立った!シェリフ・エルサフティさんの偉業!夢の扉で放映! [最新のニュース]
スポンサーリンク
セシウムを吸着する物質にめどが立った!
シェリフ・エルサフティさん(エジプト人科学者)の偉業!
今日(5/19)のTBS「夢の扉」で放送されましたね。
感動しました!
東日本大震災に伴う福島第一原発の事故は、
大量の放射性物質をまき散らしました。
安心して生活できる環境を取り戻すため、
その物質をどうしたら取り除くことができるのか。
県内で研究を続ける科学者たちは、日々知恵を絞りながらも
苦悩の日々を送られていました。
「セシウムを吸着する物質にめどが立った」。
昨年7月、つくば市の物質・材料研究機構で、
エジプト人研究者のシェリフ・エルサフティ主幹研究員(44)の報告を、
原田幸明特命研究員(61)は半信半疑で聞かれたそうです。
セシウムの吸着は難しく、実験は難航していたからだそうです。
エルサフティさんらは2011年7月、
ヨウ素とストロンチウムを吸着する物質を開発したとのこと。
「セシウムでもすぐに成果が出るだろう」と周囲の期待は高かった
ようですが、セシウムの粒が、これまで吸着に成功した他の汚染物質
より大きいため従来の吸着物質は全く使えなかったそうです。
2~3人の博士研究員が実験に専念し、吸着材の材料となりそうな
物質を次々と試したそうですが・・・・
「これもダメ、あれもダメ……。希望を失いかけた」と
エルサフティさんは振り返っています。
それでも、約500種類を試して、ようやく有望な物質の開発に
道筋をつけ、今年1月の発表にこぎつけたそう。
新開発の物質は、容易に入手できる酸化ケイ素と酸化アルミニウムを
特定の条件下で結合させて作るというもの。
白い塊の内部には微小な穴がたくさんあり、セシウムだけを吸着する。
今、除染で使われているゼオライトよりも吸着性能は高いそうです。
エルサフティさんは、エジプトのナイル川が汚染される様子を 見て育ったそう。
有害物質が流れ込み、水質は年々悪化。
「水を浄化する技術を作りたい」と研究者を志し、イギリスで博士号を取得。
2001年に来日し、汚染物質を除去する技術で成果を重ねてきたそうです。
原発事故直後、エジプト政府から促され家族を連れて帰国そうですが、
しばらくして、日本人恩師の原田さんからメールが届いたそう。
「日本は大きな問題を抱えている。力を貸してくれないか」
日本は第二の故郷だと思っていた。
自分たちの技術なら成し遂げられるという自信もあった。
航空券を手配した旅行会社からは
「今、日本に戻るなんて気が狂っている」
と言われながら、空席ばかりの飛行機で日本に戻ったそうです。
「科学技術は生活に役立たなければ意味がない」。
研究者としての使命感が背中を押したそうです。
すごい人もいるものですね!
私は、涙が出そうでした。
自分だったら、どうしていただろう・・・
~~
原発から飛び出した放射性物質は風に乗り、県内にも局所的に
放射線量の高いホットスポットが生まれた。
一部地域では今も、茶、原木シイタケ、タケノコ、ヒラメなどが
出荷制限されたままの状況で大変です。
セシウムを吸着する物質への期待は高いけれども、
まだ実験室の中で成功したにすぎない状況。
エルサフティさんは
「まだ終わりではない。この技術を現場で使えるものにしなければ」
と力を込める。
実験だけに終わらず、絶対成功していただきたいですね!
シェリフ・エルサフティさんを応援しましょう!
スポンサーリンク
セシウムを吸着する物質にめどが立った!
シェリフ・エルサフティさん(エジプト人科学者)の偉業!
今日(5/19)のTBS「夢の扉」で放送されましたね。
感動しました!
東日本大震災に伴う福島第一原発の事故は、
大量の放射性物質をまき散らしました。
安心して生活できる環境を取り戻すため、
その物質をどうしたら取り除くことができるのか。
県内で研究を続ける科学者たちは、日々知恵を絞りながらも
苦悩の日々を送られていました。
「セシウムを吸着する物質にめどが立った」。
昨年7月、つくば市の物質・材料研究機構で、
エジプト人研究者のシェリフ・エルサフティ主幹研究員(44)の報告を、
原田幸明特命研究員(61)は半信半疑で聞かれたそうです。
セシウムの吸着は難しく、実験は難航していたからだそうです。
エルサフティさんらは2011年7月、
ヨウ素とストロンチウムを吸着する物質を開発したとのこと。
「セシウムでもすぐに成果が出るだろう」と周囲の期待は高かった
ようですが、セシウムの粒が、これまで吸着に成功した他の汚染物質
より大きいため従来の吸着物質は全く使えなかったそうです。
2~3人の博士研究員が実験に専念し、吸着材の材料となりそうな
物質を次々と試したそうですが・・・・
「これもダメ、あれもダメ……。希望を失いかけた」と
エルサフティさんは振り返っています。
それでも、約500種類を試して、ようやく有望な物質の開発に
道筋をつけ、今年1月の発表にこぎつけたそう。
新開発の物質は、容易に入手できる酸化ケイ素と酸化アルミニウムを
特定の条件下で結合させて作るというもの。
白い塊の内部には微小な穴がたくさんあり、セシウムだけを吸着する。
今、除染で使われているゼオライトよりも吸着性能は高いそうです。
エルサフティさんは、エジプトのナイル川が汚染される様子を 見て育ったそう。
有害物質が流れ込み、水質は年々悪化。
「水を浄化する技術を作りたい」と研究者を志し、イギリスで博士号を取得。
2001年に来日し、汚染物質を除去する技術で成果を重ねてきたそうです。
原発事故直後、エジプト政府から促され家族を連れて帰国そうですが、
しばらくして、日本人恩師の原田さんからメールが届いたそう。
「日本は大きな問題を抱えている。力を貸してくれないか」
日本は第二の故郷だと思っていた。
自分たちの技術なら成し遂げられるという自信もあった。
航空券を手配した旅行会社からは
「今、日本に戻るなんて気が狂っている」
と言われながら、空席ばかりの飛行機で日本に戻ったそうです。
「科学技術は生活に役立たなければ意味がない」。
研究者としての使命感が背中を押したそうです。
すごい人もいるものですね!
私は、涙が出そうでした。
自分だったら、どうしていただろう・・・
~~
原発から飛び出した放射性物質は風に乗り、県内にも局所的に
放射線量の高いホットスポットが生まれた。
一部地域では今も、茶、原木シイタケ、タケノコ、ヒラメなどが
出荷制限されたままの状況で大変です。
セシウムを吸着する物質への期待は高いけれども、
まだ実験室の中で成功したにすぎない状況。
エルサフティさんは
「まだ終わりではない。この技術を現場で使えるものにしなければ」
と力を込める。
実験だけに終わらず、絶対成功していただきたいですね!
シェリフ・エルサフティさんを応援しましょう!
スポンサーリンク
2013-05-19 21:01
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0